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        <トピックス、名言、拾い読み、etc.>
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2010-11-30  名言、いい言葉



この世において
この身について
納得などありえないと

ほんとうに知った人は
不満を超えて歩き出す。

(あるお寺の掲示板)




 エトセトラ <拾い読み>



- なぜ電車内でケータイで会話されると不快に感じるのか?-
  その理由とは…



日本では、電車やバスなど公共交通機関でのケータイの通話を禁止している。しかし、ときどき緊急の用事で通話している人を見かける事がある。手短にすむのならよいが、長々と話をしている人を見るとついイライラしてしまう。これと似たような経験をお持ちの方も多いだろう。

電車やバスで聞こえてくる会話はまったく気にならないのに、ケータイは不快に感じてしまう。なぜかケータイは気になって仕方がない。この疑問をアメリカの心理学者が解明し、このほど科学誌に発表した。それによると、どうやら通話中の声がが問題ではないようだ。

電車内でのケータイ会話について研究を行ったのは、コーネル大学の心理学者ローレン・エンバーソン博士のチームだ。研究チームは対面会話とケータイを比較し、周りの人が受ける影響について実験を行った。

それによると、周りの人は聞こえてくる会話の内容が把握できないと、ストレスを感じるという。対面会話であれば、話の流れがなんとなくでも理解でき、不必要な情報であれば無視することができる。一方、ケータイの場合は電話の向こうの声が聞き取れないため、話の流れが見えず、内容が気になって無視できなくなってしまうというのだ。

「人間は簡単に想像のつく者に対して、無視することができる。しかし次に何が起こるか分からないものに対しては、常に注意を払ってしまう。ケータイは話が半分だけ聞こえるために、無意識に話の全体像をつかもうと脳は緊張した状態を持続することになる」と、ローレン博士は説明している。

つまりケータイは、話している声だけでなく、その内容も周りのイライラの原因になっているようだ。公共交通機関でのケータイ使用は控えるべきだろう。

<rocketnews24.com 2010/9/20より>





2010-10-29  名言、いい言葉


自分が最低だと思ってればいいんだ。
みんなより一番劣ってると思ってればいいんだよ。

そうしたら、
みんなの言っていることがちゃんと頭に入ってくる。
自分が偉いと思ってると、人は何も言ってくれない。
自分が一番バカになればいいの。
何でも言ってくれるよ。

(赤塚不二夫)




 エトセトラ <拾い読み>



  ☆もてなしの心、細部に☆

  - 的を射たサービス -


客のあらゆる要求に対応して、至れり尽くせりのサービスを提供するホテルや宿が登場するなど、そのホスピタリティに注目が集まっている。

「源泉掛け流し」の文字にひかれて選んだ質素な宿の出来事。正直、サービスには期待していなかった。実際、受付の手続きや部屋の案内をしたのは女将。人件費を抑えているのは明らかだった。だが節目節目で気が利いていたのである。

例えば部屋の鍵が2つ用意されていたこと。有名旅館でも鍵は1つのところが多いが、それだと風呂に行く時に困る。家族や夫婦の場合、部屋を空けるときに鍵を持つのは大概、男性である。「男の方が早いでしょ」とばかりに鍵を渡される。しかし男性だって温泉のお風呂ならば長湯をしたいはずだ。
結局、「もし自分の方が遅かったら」と不安になって早目に上がることになる。鍵が2つあれば男性も女性も余計な気遣いは不要だ。

その宿では風呂にいくときにタオルや着替えなどを入れる手提げのカゴも一人一人に用意されていた。これも気がきいたサービスである。女性ならばお風呂セットを入れる手提げを自分で用意しているかもしれない。だが男性で用意している人は少ないだろう。とはいえ男性も着替えの下着を外に出して歩きたいとは思わないのである。
タオルを入れる袋に入れたりして苦労しているのだ。女性を意識したサービスかも知れないが男性にもうれしい。

さらにチェックアウトの時には、近くの畑でその日の朝に収穫したとれたて野菜をプレゼント。客が玄関を出るタイミングを見計らってスタッフが窓を拭いてくれる。豪華ではないが。ポイントを押さえたサービスに満足度は高かった。


一方で残念なケースもある。ある有名旅館では、到着後、しばらくロビーで待たされた。待っている客はほかにも3〜4組。待つ間お茶などが出されるわけでもない。たまたま客の到着が重なったのかも知れないが、忙しかったのは部屋に案内するスタッフだけで、玄関で出迎えるスタッフやフロントのスタッフは何人もいて忙しそうには見えなかった。もっと融通が利かないものだろうか。どのスタッフも笑顔は見事だったが。

コストパフォーマンスが重視される現在、なんでもそろえるのは難しい。大切なのはポイントを押さえること。利用客が我慢していることはまだまだ多い。

<日経MJコラム おとなのOFF 2007/9/24 より>




2010-09-29  名言、いい言葉




時が過ぎれば、
いつまでも同じものを楽しめるわけではない…

雪景色を楽しめる時期もあれば、
春の息吹を楽しむ時期もある。
夏の太陽で体に熱くする時期もあれば、
秋の涼しさで身と心を癒す時期もある。

同じ景色ばかりを期待しては
いけないのだ。

<引用元 不明>




■ エトセトラ <拾い読み>




   〜ハッピーな人が幸運を引き寄せる!〜



嫌なことや辛いことがあっても、それを上手に乗り切って大きな幸せを手にする人がいる。
運が落ちきってしまったようなときも、周りの人の助けや、思わぬ偶然が重なって、起死回生のチャンスをつかむ人がいる。

そんな人たちを見ていると、どうやら「うまく行ったから ハッピー」なのではなく、「ハッピーになれたから うまく行った」というパターンが 多いように思います。

そんな いい流れを引き寄せることができる ハッピーパーソンの特徴について考えてみましょう。


◎ ハッピーな人は 自分を褒めることができる

自分を責めることに慣れていると、いくら自分が頑張っていても 足りないところばかりが目に付いてしまいます。60分のうち 55分はすごく頑張ったのに、5分手を抜いたことに対して 自分を責めてしまうんです。

そういう人は、誰かを褒めることもだんだん苦手になってきます。「いいな〜」「羨ましいな〜」という言葉が言えず 嫉妬の気持ちで自分を苦しめてしまいます。

「途中まで出来たこと」「やろうとしたこと」「やり始めたこと」褒めるところはいっぱい見つかるはずですよ。自分を褒め上手になりましょう。


◎ ハッピーな人は 期待しすぎない

例えば、ものすごく前評判のいい映画。絶対に感動するはずだ!!と思って観ると、「ちょっと期待はずれだった」と、少しがっかりしてしまうことがあります。

同じ映画でも、たいして期待せずに見ると、「面白かった!」という感想を持つかもしれません。仮にとってもつまらない映画だったとしても、それを酷評することを面白がれる人になりましょう。


◎ ハッピーな人はプロセスを楽しむことができる

相手に言って欲しい一言を ひたすら待っているとき、その言葉がもらえなくて 最後にがっかりして 結局 喧嘩をしてしまったという経験はありませんか?

それは、その間に 起こっている 他の楽しい会話をちっとも聞いていないのと同じですね。
目的地に着くことだけではなく、移動時間を楽しむことが出来る人の方がハッピーをたくさん感じられますね。


◎ ハッピーな人は集中力がある

小さな子供がなぜ あんなにハッピーなのか?それは、「今」に集中できる力がとても強いからです。「未来」と「今」と「過去」を同時に考えると どこにも集中力がなくなって、何をしたらいいかわからなくなってしまいます。今だけに集中すると、無駄な時間が短縮できるうえ、他人の目があまり気にならなくなります。


そして最後に


◎ ハッピーなことを考える人が、ハッピーになれる!

ちょっとばかばかしく思われるかもしれませんが、今の悪い状況を変えたいと思うとき、「とにかく変えたい」「普通の状態でいいから」と思うよりも、どう変わりたいのか、そして「最高の状態」をイメージしたほうが、未来からのパワーが今に届きやすくなります。

わたし達は不安なとき、つい「最悪の状態」を考えてしまいがちですよね。
危機管理、という意味ではそれも必要ですが それは1度しっかり考えれば充分です。どうせ妄想するなら、幸せな妄想をしましょう。

<メルマガ mag2 0000090110 ☆恋と仕事の心理学 より>



2010-08-31  名言、いい言葉



私は、人間には二通りあると思っている。

   不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。


   <羽生善治>





■ エトセトラ <天才棋士 羽生善治 講演会より>



- 極限を切り開く直感力 -


8月8日、横浜市にて天才棋士、羽生善治氏と心理療法家、鈴木健二氏の対談形式の講演会があった。

<羽生善治(1970年生れ 将棋界に名を成す天才棋士、史上初の永世6冠の称号獲得)>
<鈴木健二(1968年生れ 心理療法家、コンサルタント)>




鈴木:羽生さんの考える直感力とは?

羽生:
私は、公式戦で千局以上の将棋を指してきて、一局の中で直感によってパッと一目見て「これが一番いいだろう」と閃いた手のほぼ7割は、正しい選択をしていると思います。

直感はそれまでにいろいろ経験し培ってきたことが、脳の無意識の領域に詰まっており、それが浮かび上がってくる。全く偶然に、何もないところからパッと思い浮かぶものではない。

そして、自分に必要な情報を得るには、選ぶことよりいかに捨てるかが重要。

A
またはBの選択に決断を迫られた時にふとCの選択肢が浮かぶことがあります。こんな時、Cを選択すると大体悪手になりますね。




鈴木:決断に迫られた時、何をすればいい?

羽生:
今の状態から最終形を予測します。そして常に大局観をもつことが重要です。
そのためには、安定化を続けるような現状維持をせず、絶えず小さなリスクを続けることが大事。



鈴木:考えてもわからない時の解決法?

羽生:
相手に手を渡すこと。(他力にまかせる)
大技をかけず完璧な状態で相手に手を渡す。(自然体を作る) テニスのラリーに例えると、難しいボールが来た時にそのまま自然な状態で打ち返すようなようなものでしょうか。



鈴木:羽生さんが考える一流のプロとは?

羽生:
継続できること。



鈴木:対局中に留意すべきことは?

羽生:
常に客観性を気にしています。戦局を自分、相手、そして第三者(観戦者)の立場から観ることが大事だと思います。



鈴木:不調な時の対処法?

羽生:
今は不調なのか、実力不足なのかを知るにはリスクをとって判断すればよい。
不調な時は、まず、気分を変えること(たとえば服装を変えることでもよい)

そして問題が明確になっている場合、これは不調な状態ので時間が解決すると思います。

<8月8日、横浜市港北公会堂での講演会は満席の中、質問時間が足りなくなるほどの好評でした>





2010-07-28  名言、いい言葉



柔道の基本は受身
  受身とは ころぶ練習 まける練習
   人の前にぶざまに恥をさらす稽古
     受身が身につけば達人
      まけることの尊さがわかるから

         <相田みつを>




■ エトセトラ <拾い読み>




- 飛行機のファーストクラス客は姿勢がいい -


ファーストクラスで世界を飛び回り社運をかけた大型案件を次から次へとまとめていく---。誰もが一度はあこがれる理想のビジネスエリート像にはシンプルな共通点があるという。

国際線の客室乗務員として17年間勤務し、人材開発支援会社ヒューマネックス代表、美月あきこ氏が語るファーストクラス客の共通項とは:



■笑顔を絶やさない、自分から進んであいさつをする

誰に対しても笑顔で自分から進んで相手の目をみて挨拶をする。初対面でもすごく人懐っこい。こうした基本動作が人脈の広さや交渉力につながっていると思われる。

■お気に入りのペンを持っている、メモ魔である

客室乗務員への質問ではどんな小さなことでもどんどんメモを取りながら会話をする。メモを取ることは真剣に話を聞いている証で、相手もどんどん知っていることを話してしまう。成功者は人にやる気を起こさせる名人だと分析する。

■自分の衣類や持ち物を本当に丁寧にあつかう

コートや上着を預ける時も、客室乗務員がハンガーに掛けやすい向きにして「よろしくね」と一言添えて手渡す。座席の背もたれにかけっぱなしにしている人はまずいない。

■家族の写真を手放さない

妻へのプレゼントは何がいいか、よく聞かれるそうです。

■心に余裕を持ち、姿勢がいい

常にレディーファーストを念頭に、客室乗務員に背後から声をかけることはない。これは日常でも同様で、エレベーターに乗る時、無意識に女性の後ろに立ったりすることはないだろうか。「女性の背後は『恐怖の位置』といってマナー違反になる。

飛行機を降りる際も慌てない。優先的に乗り降りできるファーストクラスでも時に他のクラスの客とタイミングが一緒になる時がある。こんな時多くの人が「お先にどうぞ」と道を譲るという。そして最後まで客室乗務員に対し、笑顔で「ありがとう」を忘れない。


(JALで、成田…ニューヨーク間のファーストクラス運賃は約200万円。ビジネスの2〜4倍、エコノミーの5〜9倍の値段だそうです)


<日経産業新聞 2010/7/21より>




2010-06-30  名言、いい言葉



起きたことを
受け入れることを幸せという。

起きたことを
受け入れないことを不幸という。

(阿部敏郎)




問題をなくす努力は大切だけど、
問題が全部なくなることはない。

だから、問題が解決してから
生きたいように生きるぞって考えても、
そんな日は永遠にやってこない。

今、生きたいように生きて、
問題をつぶしていくしかない。

(ロングテール)



■ エトセトラ <拾い読み>



   - 運気を「呼び込む」秘儀 -


K.J深谷氏の著書『運気7つの法則』より
                

K.J深谷さんはワークライフバランス普及アドバイザーとしてご活躍。
現在は、経済学者であるピーター・F・ドラッカー博士の思想と経営理論に関し、
学術的・実務的交流を推進することを目的としたドラッカー学会の会員として、
様々な業界で活躍中の人材との交流を深めながら、豊かさや成功に対する独自の
理論をベースにしたビジネス・アドバイス、カウンセリング活動を行っています。



運気を呼び込むための重要な作業とは?

例えば、会社の部署全体によるチーム・プロジェクト、毎日の仕事、家庭、
身近な人間関係において、あなただけうまくいかなかった場合の対応。

そこで、成功した相手を嫉妬したり、ねたんだりすることはタブーであり、
その思考を持った瞬間、あなたは人生の敗北者になってしまうと深谷さんは主張します。

では、どうすれば良いのでしょうか?

取るべき行動。それは、うまくいった人を祝福することです。

心から喜べなくても、言葉で褒めるのです。
そして、たとえあなたの顔が引きつっても、やってみるのです。

次に、大きな視点を持ちます。

自分としては失敗したけれど、仕事全体としては成功したのだ、と。
身近な人の成功は、自分にとっても「次なる成功の予兆」なのだ、と。
このような考え方を持つ努力をするのです。

すると不思議なくらい、成功した人の「気」があなたに流れ込んで来るそうです。

この法則は本当にハードルが高いと思います。
それだけに、実行できると絶大な効果をもたらすことになるのでしょうね。
是非、実践していきたい法則です。

<メルマガ mag2 00001125481 「運の達人」より>




2010-05-27  名言、いい言葉



精一杯は万策に勝る


 <稲川素子>





私たちが何かをしたくない場合、正当な理由はいらない。

   『したくないから』という理由で十分なのだ

 <ジェリー・ミンチントン>





■ エトセトラ <拾い読み>



    - セカンドで、いいの。 プレゼントの心理実験 -



あなたの奥さんや恋人に「クリスマスプレゼント、何がほしい?」と聞くと、相手はこう言いました。

「一番ほしいのは、この5万円の指輪かなぁ。うーん、でも、この1万円のネックレスでも、あの3万円のバッグでもいいよ」

ちなみに、あなたの想定予算は3万円。

さて、こんなとき、あなたはどれをプレゼントしますか?


A 「多少無理して、5万円の指輪」

B 「3万円のバッグ」

C 「1万円のネックレス」





選んでから、続きを読んでくださいね。


◆ 希望か、そうでないかの心理実験。


実はこんな実験があります。

ウォーケル・S(1974)は、学生たちに、こう言いました。

「この実験に参加してくれたお礼に3つのプレゼントがあります。ほしい順番を決めておいてください」

そして、3種類のプレゼントを用意したのです。


このとき、AとBの2グループに分けて、それぞれ、

A 「ちなみに、どれでも好きなものを選べますよ」

B 「ただ、希望通りにはならないかもしれません」

と言いました。

そしてその後、学生たちに、ランダムにプレゼントを与えました。

すなわちA・Bの学生とも、1番ほしいものをもらえた人もいれば、2・3番目にほしいものしかもらえなかった人もいたわけです。

2×3のパターンができたわけですね。

そして、そのプレゼントにたいする「満足度」について聞きました。


その結果。


A 「どれでも好きなものを選べますよ」

と言われた場合は、

B 「希望通りにはならないかもしれません」

と言われた場合に比べて、総じて満足度は低くなりました。

そりゃそうです。もらって当然と思ってるわけですから。

中でも、もっとも満足度が低くなったのは、Aと言われたのに、3番目にほしいものしかもらえなかった場合でした。当たり前ですね。


では逆に、もっとも満足度が高かったのは、どのパターンだと思いますか?


実はその答えこそが、

B 「希望通りにはならないかもしれません」

と言われて、「2番目にほしいと思っていたもの」をもらえた場合だったのです。

そう。

「1番目にほしいものをもらったとき」より、ずっと満足度が高くなったのです。



◆ 1番目じゃ、ダメな理由。


この理由は、こう考えられます。

まず「期待してなかったのに、1番をもらった」場合は、そのことで、「あ、なんだかんだいいつつも、最初から1番をくれるつもりだったのかな」

と判断した可能性もあります。

また、あえて1番をもらえたことで、

「まぁ、本当はもっとスゴいものがほしかったんだけど…」

というように、さらに欲望がアップしたとも考えられます。

また予想外にうまく行きすぎたため「ウラがあるのでは…?」と思ったのかもしれません。

いずれにしても人間は、

「期待していなかったのに、あまりにうまくいきすぎる」と、その強すぎる喜びに耐えられないのか、勝手に喜びを差し引いて考える可能性があるわけです。

逆に、期待していないのに、2番目をゲットできたときは、比較的「あぁ、ラッキー! 良かったぁ!」と、純粋に考えることが多くなります。

また、

「1番ではないけど、ムリをして2番をくれたのかもしれない…」
と、素直に喜ぶことができた可能性もあります。

もしくは、
「1番を得られなかった」というちょっとした悔しさから、
「いや、この2番の方がずっといいんだ…!」
と、自ら思いこもうとしている可能性も考えられます。


理由は色々と考えられますが、この事実は、何度繰り返しても変わりません。

人間は、「2番目にほしいものを得たときに、もっとも喜びが高くなる」のです。



◆ ベストだからこそ、満足できない…?

芸能人同士の離婚は日常茶飯事です。

一般人から考えたら、芸能人というのは、ビジュアル・収入など含めて、かなり「レベルの高い部類」に入るでしょう。

それなのに、離婚なんてもったいない…

個人的には、素直にそう思います。

しかしそれも、「1番のもの(もしくは一流の部類に入るもの)を得てしまうと、かえって満足度が下がる」と考えると、すこしだけ納得がいきます。

逆に、「芸能人だけど、あれはちょっと…」という人と結婚した人や、もしくは一般人と結婚した芸能人の方が、意外に結婚生活がうまく続くのは、それが原因なのかもしれません。



◆ あなたの答えは!?

というわけで、最初の問題に戻りましょう。

A 「多少無理して、5万円の指輪」

これを選んだ人は、かなり貧乏クジを手にしてしまうタイプ。

あなたがムリをしたのにもかかわらず、実は相手の喜びは、そんなに高くはないのです。

特に、

「あ…。5万円のって言ったら、本当にくれた。結構簡単だったのかな…?」
「もしかして、この人には余裕の金額だった? だったらもっと高いの言っても良かったかなぁ…」

なんて考えられてしまう危険もあります。キー。


いずれにしても、相手の望む、ベストを渡してはいけないのです。
特にあなたにとって無理な予算でしたら、なおさら。
その努力は、かなり実を結びません。

気がつくと色々な人にタカられてしまうタイプですので注意してください。


そして、これが正解。

B 「3万円のバッグ」

特に渡すときに、
「5万円はちょっと難しいんだ。ごめんね…。ただ、これだったら、自分の渡せる精一杯だから…」

なんて言ってみれば、相手は、

「ムリさせちゃったな…。悪かったな…」

と感じ、よりあなたの好意を嬉しく感じるのです。


C 「1万円のネックレス」

これはまぁ、「手抜き」と感じさせるかもしれません。


◆ しかし、注意点。

いずれにしても、繰り返しになりますが、人間は「2番目にほしいものを得たときに、もっとも喜びが高くなる」。

とはいえ、これはさきほどの実験にあったように、「確実に何がもらえるか分からない」場合です。

逆に、

「必ず望んだものがもらえる」という期待のもとでは、効果が薄くなります。

今まで毎回のように望むものを渡していて、「それが当然」という状況になっているカップルなどでは危険です。

「はぁ? 今さら3万の? 何考えてんの!?」

とキレられますので注意してください。


 <メルマガ「セクシー心理学」より>





2010-04-19 ■ エトセトラ  (笑って気分転換しましょう) 2題てんこ盛りです? 



 ◆ 入り口はこちら ◆

 3軒のラーメン屋さんがあったそうです。
 左端のラーメン屋が「日本一美味い」と書かれた看板を出しました。


 右端のラーメン屋のオヤジは負けじと
「世界一美味い」と書いた看板を掲げたそうです。


 困った真ん中のラーメン屋のオヤジは
 ウチはどんな看板にしたらよいのか寝ないで悩んだそうです。


 そして、こんな看板を出したとさ。
 「入り口はこちら。」


<林家三平師匠のネタです>




◆ 特ダネラジオ新格言 ◆

  <ニッポン放送「高嶋ひでたけの特ダネラジオ--夕焼けホットライン」より>

新格言!? ちょっとしたお遊びです。


☆遊び人の若い女性が関係を清算する時の新格言…
 「雨降って地固まる」ならぬ
 『あなた振って身を固める』

☆寝過してしまったドライバーが目覚めたときにいう新格言…
 「覆水盆にかえらず」ならぬ
 『爆睡、晩に帰れず」

☆うまいものを人のおごりで食べている人を表す新格言…
 「五里霧中」ならぬ
 『ゴチ夢中』

☆魅力的な飲み屋のママに群がる男たちへの新格言…
 「馬の耳に念仏」ならぬ
 『ママのミニに全滅』

☆彼女とヨリを戻したが彼女の前の彼を気にする男の新格言…
 「灯台下暗し」ならぬ
 『どうだい元彼氏』

☆退職し先輩から趣味を押しつけられている人の新格言…
 「老いては子に従え」
 『老いては碁にしたまえ』

☆宝くじを連番で買ったがかすりもしなかった時の4字熟語…
 「遺憾千万」ならぬ
 『あかん連番』


<夕刊フジ 3月26日号コラムより抜粋>

※少しスベってるようですね、お仕事中失礼しました!





2010-03-23  名言、いい言葉



最大の富は、わずかなものに

  満足できる心のことである。

     (引用元不明)




あきらめを十分に用意することが、

  人生の旅支度をする際に何よりも重要だ。

     (ショーペンハウエル)




■ エトセトラ



ー 体の重心は心の鏡 ー



<左は「前向き」 右は「後ろ向き」>


体の重心を左側に置くと前に行きやすく、右側に置くと後ろに行きやすい。
整体師の間でこのような仮説が唱えられている。

立ったまま足を左右に開いていく。左のお尻に重心を置くと前にかがみやすくなる。逆に、右のお尻にに重心を置くと猫背になって倒れにくくなります。まっすぐ立った状態でも左側に重心を置くと背筋が伸びる。

百貨店やスーパーでの実演販売。興味がありそうな人は左に重心がかかっている。逆に冷ややかに見ている人は右足に体重がのっている。演じている人と無意識に距離を取ろうとして体を後ろにひいているためだ。

この理論をビジネスにどう生かすか。3つのケースで考えてみよう。


ケース(1)

テーブルをはさんで正面から向かい合うと、相手はどちらかに重心を持っていく。何かを訴えようとしたり提案をするときは前に乗り出すような気持ちになる。すると自然に左重心となって左に傾く。(向かって右側に傾く)その様子をよく観察すれば相手の意識の持ちようがわかる。左重心の時はこちらに対して興味や関心がある可能性が高い。

右に傾いているときは(向かって左側)、興味を引き出せるような柔らかい話題を持ち出してみると良い。あまり聞く意識のない人の気持ちを盛り上げるには座る位置も大切になる。このような場合、相手の左斜め前(自分からは右斜め前)にすわればどうか。相手は右に傾きにくくなるからだ。



ケース(2)

初対面の印象をよくするには左重心にすること。前方に力が入り背筋が伸びる。姿勢のいい人に対して悪い印象を抱く人はそれほどいない。



ケース(3)

いやな上司がいて会社にいくのがおっくうだ。そのようなとき、人はおそらく猫背になって右重心で後ろにひいているのだ。このメカニズムを逆に活用して「左に」「左に」と意識を持って体を前に押し出してみる。「左」を意識すれば歩く速度も一気に上がるという。


<日経産業新聞 3月10日より>







2010-02-26  名言、いい言葉



他人の幸福をうらやんではいけない。

    なぜならあなたは、彼の密かな悲しみを知らないのだから

     (ダンデミス)


       ---------------------------------------------------------------



「みなさん」といって上から網を掛けるのではなく、一人の人間をしっかり追っていく。そうしたら意外と普遍性があった──。そういうものの方が確かな気がする。

例えば今、日本に何百万人の単身赴任のお父さんがいますっていってもさ、実際には一人ひとり別々の顔があるわけじゃない。一人ひとりが背負ってきたものがあって、一人ひとりの生活がある。だから数じゃないんだよ。「みんな」じゃないんだよ。

俺、昔から「みんな」っていう言い方が嫌いでさ、だから「みんな」に入れない奴を主人公にするわけ。そういう奴をすくい上げることができないなら、小説を書く意味なんかないよ。小説とか映画とか、いわゆる物語と呼ばれるものには、一人の人をすくい上げる力が間違いなくある。そう思ってる。


        (作家 重松清)







2010-01-26  名言、いい言葉



勝ちに不思議の勝ちあり、
負けに不思議の負けなし。

負けて反省はするが、
勝って反省はしない。


(野村克也、自民党大会にて)




■ エトセトラ



― 地方が変える ―


先日、筆者の故郷、四国松山を訪ねた。NHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』の秋山兄弟、正岡子規を輩出した舞台でもある。

今では珍しくなってしまった路面電車(俗称:チンチンデンシャ)が市街地を走っている。どこか郷愁を誘うその光景は、古き良き時代のセピアカラーと重なってなつかしい。

そのチンチン電車に、大きな広告看板のような『標語』がかかっていた。きっと松山市が募集した秀作であろう。走っている電車の標語が、ひとつひとつ味わい深い、思わず次の電車の『標語』を見ようと心待ちしている自分がいた。



一台目の電車…  『みんな おるけん 大丈夫やし!』

次の電車…     『あなたと話すと心が笑う!』

その次の電車…  『生きるのが下手でもいいじゃない!』

その又次の電車… 『ピカソはピカソ わたしは私!』


日本はまだまだ変わりそうな予感がした。






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